9月23日(水) 横浜スタジアム
大洋 1対4 中日
137試合 61勝75敗1分
昨日、我らが主筆が招かれた席
球場全体を見渡せる
言わば貴賓席
風は秋めいていたものの
陽射しは強く
デリケートなお肌に悪いだろ…と
席に着いてみてビックリ
後ろのスカイバーカウンターせり出しで
上手い具合に日陰となり
実に快適に試合を観戦することができた
我らが主筆の御前試合とあり
関係者の皆さんが
突貫工事でスタンドを改修されたのか
くるしゅうない
くるしゅうないぞ
試合の途中には
歓迎の花火と
アイ・ラブ・ヌマツダのビッグフラッグ
ん?
少しだけスペルが間違ってるが…
そんな小さなことでは
ヘソを曲げないので安心して欲しい
そして
初めて知ったのだが
三塁側の最上段の席
この位置から右中間方向に目をやると
お分り頂けるだろうか?
華正楼の看板の後方
高いビルの間に横浜港が臨めるのだ
こんなサプライズを
球団関係者の方々が用意してくれた
それだけで
我がFカップの胸はいっぱいなのである
魁・男塾の直進行軍ではないが
この日のために立ち退きを迫られた
住民の方々には
心より感謝を申し上げる
ハマスタ前で抗議のデモとか
ユンケル持参のハンガーストライキとか
大なり小なりあったのだろう
概ね満足じゃ
さて…
試合の方だが
久々の高崎はまずまずの投球
不運な打球にバックにも足を引っ張られ
途中降板とはなったものの
テンポ、コントロール
いずれも悪くなかった印象
問題は打線である
前日に相手エース大野を攻略し
大量10点を奪ったにもかかわらず
初対戦となるネイラーを打ちあぐみ
淡々とゼロを重ねる体たらく
こら!
居眠りしてるだろ!
地元からのお連れのモノが
退屈過ぎて
居眠り始めたやんか!
終わってみれば得点は僅か1点
チャンテすら歌えず
ひたすら飲んで
キャラメルポップコーンを頬張る
そんな秋の長閑なひととき
…
球場全体を眺めていて
ひとつだけ思い出したことがある
現在はヘッドコーチを務める
名手・進藤の現役時代
サードを守る進藤の守備位置は
驚くほど後方に構えていた
例えばニ死三塁のピンチで
相手打者はヤクルトの俊足・飯田
こんな時でも守備位置は
アンツーカーの遥か後方なのである
打者は俊足
ボテボテなら内野安打で1点…
普通の野手なら
定位置よりも少し前に守りたくなる
ある意味それが
セオリーなのだろう
当時の内野自由席
その上段で唐揚げ弁当を頬張りながら
見つめていた光景
それだけ前の打球処理に
絶対的な自信があったのだろう
後ろで守ればヒットコースが狭まる
駒田、ローズ、タクローと
堅守揃いの歓喜の優勝メンバーでも
最も鉄壁を誇った
進藤の守備
今ではベイスボールが代名詞
内村だの柳田が
ポロポロとやらかすのを見ながら
セピア色の幻影ばかりが
脳裏に浮かんでは…
消えてゆく
今年、良く見かけた
差し出したグラブが僅かに届かず
外野に抜けていった打球
進藤の
タクローの
後継者たる倉本が
あと一歩、いやニ歩
後方に守備位置を取れるようになれば…
ふと我にかえると
逆三角形の照明灯の影は
マウンド付近にまでかかっていた
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