9月28日(水)  神宮
ヤクルト 6対5 大洋

遂にこの日が来てしまった… 









親会社がしっかりとした
チーム運営をしてくれている

頼もしい後輩達が育ってきた


そして、

連日ハマスタが満員のお客さんで
埋まるようになった




誰もが逃げ出した
あの暗黒時代時代の泥舟を支え

僕らファンの心を
その背中で繋ぎとめてくれた

言わば大恩人




CS進出という
190万人動員という

夢にまで見た勲章を抱き

マウンドを去る日がやって来た



いつかは訪れる日
誰もが通り過ぎる道





頭では分かっていても
現実として理解ができない

いや、正確には


理解なんかしたくない

出来ることなら受け入れたくない




それが偽らざる

個人的な今の心境である








あの暗黒時代が
いま尚、続いていたとしたら

おそらくは、
まだまだ投げ続けていただろう

来年もユニフォームを着ていただろう



皮肉にも
チーム力が上がったことで

CSに出場できるまで
強くなったことで

自分の居場所が失われたという事実



それでもこれは
三浦大輔が望んでいたであろう現実

身を粉にして
積み上げてきた風景




CS突破という目的がある

シーズン5割という
大事な1勝がかかっている


優勝という夢は叶わなかったけど



考えうる精一杯の
マウンドを託すことが出来た






三浦大輔が
これまで与えてくれたものに比べれば

恥ずかしくなるくらい
ささやかなマウンドなれど



喜んでくれているんじゃないか?
意気に感じてくれているんじゃないか?






出来ることなら
もう一度だけ


高々と拳を突き上げる
あの姿を目に焼き付けたい





そして


大粒の涙を流したい








感傷に浸る間もなく




きっと、すぐ


夜はやって来てしまうだろう













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