あまりにも暇だったもので
悲願のCS初進出を決めた
カープとの雨中の一戦
じっくりと録画を堪能させて頂いた
今永のキレッキレのストレートに
ウイニングボールを掴んだ
ロペスの子供のようなガッツポーズ
そして
試合後、スクリーンに映し出された
クライマックス進出の画像で
思わず、ホロリ
嗚呼…
間違いない
間違いなく
劇場で「FOR RIAL」など観たら
人目もはばからず
号泣してしまうんだろう
歳とともに涙腺が緩くなるのは
人間として積み重ねた
年輪が故なのか
感動体験の蓄積による
一種の自己暗示というものなのか
まあ、
んなことは
どうでもいいのだが
CS初進出を決め
喜びに浸る選手達の中で
あの男が見せた
この、とびきりの笑顔
実に印象的であった
あまり詳しくは覚えていないのだが
この時期、梶谷は右肩を痛め
数試合欠場していたように記憶している
この試合でも打順は7番と
明らかに本調子でなかったのだろう
そんな状況下にありながら
なんとかCS進出を果たせたことで
ホッとしたのか
張り詰めた緊張が緩んだか
こちらまで嬉しくなるような
何とも愛くるしい笑顔なのである
思えば、
この梶谷が初めてブレークしたのは
2013年であっただろうか
僅か280打席程度で
16本とホームランを量産
どれだけ打てなくても
どれだけ守備でやらかしても
我慢して使い続けた
キヨシ監督を始め首脳陣の方々の
その眼力の凄さと
忍耐強さに感服しつつ
まさかここまで長打力を持ち合わせた
そんな選手だったとは…
その事実に驚愕し
トリプルスリーが狙える選手だと
大いに期待をかけて来た
しかしながら2014年以降は
完全にレギュラーに定着したものの
毎年のように
打率.270
ホームラン15本
盗塁30
ここ3年は判で押したように
ほぼ、この前後で数字が固定
これを安定していると取るか
不満に思うか
同志の皆様においても
意見の分かれるところだと思われるが
自分はと言えば…
大いに不満なのである
それは成績ということより
イニングの合間
守備位置に着くまでの動きとか
キャッチボールとか
気持ちの入っていないように見える
空振りであるとか
故障が多いとか
気分的なムラが多く感じてしまうとか
言ってみれば
本人がどうこうでなく
受け手である自分の見方として
勝手に不満を感じている
そういうことなんだろうと思う
まったくもって不条理な話なのである
全力疾走で守備位置に向かおうが
キビキビとキャッチボールをしようが
成績が上がる訳でもなく
単に、見る側の
自己満足を満たすだけのこと
甚だ迷惑な話なのである
そんな梶谷が
CSのファーストステージで
内海から四球を受け
左手の指を骨折
…にもかかわらず
ファイルステージでは
激痛に耐えながら試合に出場
誰もが目を覆った
フェンスに頭から飛び込むような
ファインプレーに
主砲の筒香らが調子を落とす中
バッティングでも孤軍奮闘
カープに敗れはしたものの
間違いなくMVP級の活躍を見せてくれた
上手く言えないのだが
この短期決戦において
梶谷にはこうあって欲しいとか
こんな梶谷が見たいという
自分勝手な欲望を満たしてくれた
そんなことなのかも知れない
いや、しかし
どうだろう
これは果たして
この、身勝手な主筆だけが抱く
迷惑な感情なのか?
個人の意見に過ぎないのか?
この経験で
精神的にも大いに成長し
今年、2017年には
トリプルスリーを達成するような
そんな選手になってくれるとか
優勝に導いてくれるとか
そんなことを妄想してしまうのは
滑稽なことなのか?
クライマックスシリーズの激闘の中
これまで自分が勝手に設置してきた
理不尽な高さのハードルを
高々と飛び越えてくれたことは
まぎれもない事実
独りよがりな満足なのかも知れない
身勝手な期待なのかも知れない
分かってはいる。
それでも
この溢れんばかりの
期待と言う名の感情はとまらんのだよ!
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> こんばんは
どーも!こんばんは!
> 梶谷は、2017年はキャリアハイ
スタミナと…故障が多いんですよね。
> 解脱したかのような笑顔です
ホント、良い顔しますな。
> 3割2分 25本と予想です
ブレークした年は300打席程度で16本打ちましたから。30本もありますぞ!