8月19日(土) 東京ドーム
巨人 6対1 大洋  54勝50敗4分











あれはジメジメっとした

蒸し暑い
夏の日のこと…


幸先よく1点取って
その後は

トントントントントンと

テンポ良くね
試合は進んでいたらしいんだけど






































1塁が空いてるのに
一番当たっている陽岱鋼に

あま〜いスライダーをね…


コツーンと

いかれたらしいんですわ
逆転されてしまったらしいんですよ


で、その直後

難攻不落の菅野を攻めて
一死満塁…


もう、ここしかないという場面で

打席にはロペス










































チャンスなんですよ
チャンスのはずなんですけど

ど〜にも背中が
ゾクゾクッとしましてね


そしたら…



アナタ






















ゲッツーだったんですよ









































ここしかない
そんな場面だったんですけどね


それでもね
希望は捨てませんでした

最少失点で抑えていれば
きっと何かある

きっと何かあるんだと

自分に言い聞かせましてね



まあ…

悪い予感がしなかったかと言われれば
なんなんでしょうかね

そんな気持ちを
必死に振り払おうと

無理してたのかも知れませんね


でもね

こんな時の悪い予感て
不思議と当たってしまうんですね


少しだけ気が緩んだと言うか
油断したと言うか

阪神の状況が気になりましてね

ちょっとだけなら
大丈夫だろうと


チャンネルを変えてたんですよ

3分だけ
3分だけですよ


そしたらね









































ノーアウト2、3塁になってたんですよ


もう、私…
目を疑いましてね

何かの間違いなんじゃないかと
目の錯覚なんじゃないかと



でもね、

確かにいるんですよ
2塁にも3塁にもランナーが…



そこで

不思議なんですけど
信じたくないんですけど


安パイの
小林を敬遠しましてね

満塁策をとったんだなあ…










































そしたら

出たんです
出たんですよ…







平田がね。








私はね

悪いとは思わなかったんですよ


だって、アナタ

抑えれば
抑えればね

凄い自信に繋がるじゃないですか


1点や2点は
取られて当然

もし、抑えでもしたら
誰もが望む救世主

7回を任せられるセットアッパーが
誕生するかも知れない


そんな希望がね

僅かなんですけど
あったことは確かなんですよ


当たってる陽岱鋼を抑えましてね

そんな気持ちが
ムクムクッと膨らみましてね



それでも二死満塁…

バッターはマギーという
絶体絶命の場面


カウント2-2から…



振るんですよ…首をね


何度も
何度も


ブルブルと


青白〜い
顔をしましてね



それでも望みはあったんですよ
一筋の光がね


あれだけキャッチャーのサインに
首を振って、首を振って

インコースにストレートとか
そんな期待がね


私はね
もし、そうなら

ホームランでもいいと思ったんですよ

嘘じゃないですよ
本当なんですよ




そしたらね…





案の定、

外に大きく外れるスライダー…




ガックリきましてね
ジッとりと汗ばみましてね

嫌〜な予感がしたんですよ



え?
アナタも?

アナタもですか!?



不思議なことがあるんですよね
言葉では説明出来ないことが

そっちに行っちゃいけない
見ちゃいけない

頭では分かってるんですよ
頭ではね…


それでも
気になるんですよ

見届けなきゃいけない
目を逸らしちゃいけないんだと…


手で顔を覆いながら
そ〜っとね




そ〜っと…














































うわぁぁぁぁぁぁ〜っ!!!


























まだですよ
まだ、大丈夫ですよ


足音は聞こえますけどね

トントントントントン…とね


足音は聞こえますけど
振り向いちゃいけませんよ




しっかりと


前を見据えて
歩を進めませんと…ね















































湾岸クライシス応援バナー↓
にほんブログ村 野球ブログ 横浜DeNAベイスターズへ
にほんブログ村
ベイスターズメニューへ移動