9月3日(日) 横浜
大洋 1対0 巨人  61勝56敗4分









中4日でマイコラスをたて
一気に3連勝

3位どころか
その更に上すら狙ってやろうと

一気呵成に攻め込んできた
4位ジーヤンツ



まだまだ勝負は先
慌てる必要はない


そんな指揮官のコメントが
本音であろうはずがないことくらい

社会人の皆さんなら
100も承知であろう



抜かれてはいかんのよ
絶対に抜かれちゃいけない

たった0.5差とはいえ
4位に転落するというのは

まさに危機的状況



なぜなら

ジーヤンツとの残り試合は
僅か2試合だけ

しかも敵地である東京ドーム


ここで1勝1敗でなく
2連勝が必要となる


もしくは…

他力本願で
他球団に期待するか




そんな状況だけは避けたかった
例え僅かな差であっても

3位の座は守る必要があった

それがこの3連線の
最大の課題であったと言えるだろう





この窮地を救ってくれたのは

またまた
ルーキーの濱口


先輩の井納、石田が抑えられなかった
強打のジーヤンツを相手に

8回を無失点
"最高"などという言葉が

チープにすら感じてしまうような
まさに魂の投球



それはまるで

"気迫"がユニフォームを着て
投げているかのような錯覚を与え


相手がバントをしようものなら
虎が狩でもするかの如く

マウンドを駆け降りる
野獣ような闘争本能





その後ろ姿を

目に涙をため
拳を握り

ハマスタでテレビの前で
見守っていたファンの願い



勝ちたい
勝たせたい
勝ちたい
勝たせたい




ヤスアキが
9回のピンチで見せた

貫禄すら漂う堂々たる立ち姿

濱口の気迫が乗り移ったかのような
暴力的なストレート



ルーキーの気迫が
投球が

最後まで試合を支配したというのは
言い過ぎであろうか



いや違う、

最後まで試合を支配したのは
献身的に影となって

配球、テンポ
ショートバウンドの処理

気持ち良くマウンドに立たせ
その投球を引き出した


高城なのではあるまいか







頼れるアニキ
山下コーチあたりが

次の石田の登板あたりで
高城の捕手起用を進言しているであろう


そんな妄想をいだきつつ



気持ちのいい月曜を迎えることにしよう












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